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2013年04月30日

不妊治療④ 血管

不妊治療④ 血管
今日は、生殖器に血液を運ぶ血管についてお話します。

血液には、全身の細胞に栄養・ホルモン・熱を運んだり、老廃物を回収する働きがあります。

不妊治療①子宮編で、受精卵の着床には、子宮内膜が厚くなりフカフカのベッドが必要というお話をしましたよね。

子宮内膜が厚くならないことの原因に、子宮内膜に栄養やホルモンを運ぶ動脈の血流が低下していることが分かっています。

では、子宮内膜を厚くすることや、質の高い卵子を育てるには……

骨盤内臓器である子宮や卵巣に、新鮮な血液が運ばれるように下半身の血行を改善することが必要になります。

詳しくは後日、治療編で!!! では、はじめま~す。


≪血管≫

血管とは、血液が流れる管で、動脈静脈があります。

動脈

動脈は、心臓から出た血液を末梢に運ぶ血管のことです。

卵巣と子宮に栄養を運ぶのは、卵巣動脈と子宮動脈という名前がついた血管です。

卵巣動脈は、腹大動脈から分岐して直接つながっています。

卵巣は左右2個あるので、左卵巣動脈と右卵巣動脈がそれぞれ栄養を運びます。

子宮動脈は腹大動脈から総腸骨動脈、内腸骨動脈を経由してつながり、上行枝と下行枝に分かれます。

上行枝は卵巣動脈へ流れ、下行枝は子宮を栄養します。子宮動脈上行枝と卵巣動脈はつながっているのです。

バックアップがあるということですね。それだけ血液の供給が臓器の働きに影響するということです。


静脈

静脈は、末梢から心臓へ血液を運ぶ血管のことです。帰り道ですね。

卵巣静脈は、左右で帰り道が異なり、左右で長さの差があります。

右卵巣静脈は直接、太い下大静脈へつながりますが、左卵巣静脈は少し離れた、左腎静脈を経由してから下大静脈へ流れ、心臓に帰ります。

子宮や膣は静脈叢を作り、内腸骨静脈を経由して下大静脈へ流れます。



専門的な内容で、難しかったと思いますが、骨盤内への血流を促進するのが不妊治療には重要ということが伝わればうれしいです。




Posted by てんじゅ at 22:46│Comments(0)安産灸・不妊治療
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