豊川 豊橋 治療院てんじゅ 交通事故治療 整体 はり灸 スポーツ外来 › 2013年04月02日
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2013年04月02日
質問Q&A 後縦靭帯骨化症(OPLL)

(この画像は背骨の断面を横から見たもので、黄色の2本の靭帯の間に脊髄が頚から腰まで通過します)
まず靭帯とは、骨と骨をつなぎ関節を作るコラーゲンが主成分の線維(バンド)のことです。
身近なところでは手羽先を食べる時に、骨と骨をつないでいる部分が近いかもしれません。
そして、後縦靱帯(こうじゅうじんたい)とは背骨にある靭帯で背骨を安定させる働きがあります。
この靭帯が何らかの原因で骨に変化(=骨化:こつか)し脊髄を圧迫するのが後縦靭帯骨化症(OPLLと略されます)です。
症状は、後縦靭帯が頚から腰にあるので骨化した場所にもよりますが、“手足のしびれ” “手足が思うように動かない”など感覚神経と運動神経の両方が障害され、重症になると排尿・排便障害も起こります。
原因不明ですが遺伝が関係していることは明らかになっています。また糖尿病との関係性も明らかになっています。
後縦靱帯骨化症と同様に脊柱管が狭くなるなる病気で多いのは、よく健康番組で取り上げられたり、芸能人の方が手術したと発表することがある『腰部脊柱管狭窄症』です。中年以降の腰痛患者さんに多い病気で、悩んでいる方も多いですよね。また後日お話したいと思います。