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2013年05月17日
子宮頚がん ワクチン接種

小中高生のお子様がいる、ご家庭ではワクチン接種をするか、しないかを検討する機会もあると思います。
今回、厚生労働省の検討会での議題は 『接種後の健康被害が報告されている問題』 です。
まず、子宮頸癌について。
20~30代の女性に急増している癌で、ヒトパピローマウイルス (HPV) というウイルスの感染により発症します。
ではどうやって感染するのでしょう??
ヒトパピローマウイルス (HPV)は、原則的に性交渉で感染します。
性交経験がある女性の80%以上が、50歳までに感染を経験すると言われています。
しかし、感染した方のすべてが癌になるわけではありません。
多くは自分の体に備わっている免疫によって、ウイルスは体から自然に排除されますが、免疫がうまく働かず排除されなかったときに、細胞が少しずつガン細胞へと進行していくと考えられています。(アメリカ疾病予防管理センターWhat are the potential health problems caused by HPV?の下の行にあります。)
そこで、始まったのが小6~高1の女性を対象にしたワクチン接種です。
性交経験をする前に接種をするのが効果が高いと考えられているため、小6~高1の女性を対象にしています。
今回、問題になったのが副作用(副反応)です。
副作用(副反応)は、ワクチン販売時から2013年3月末までに、医療機関から1196件の報告があり、このうち死亡や障害が起きるなどの重い副反応は106件でしたが、死亡の2例はいずれも、ワクチンとの因果関係は否定されたそうです。
私が整形外科で勤務していた時も院内でワクチン接種が行われており、娘を接種させようか迷っているという相談を受けたことがありました。
私がお話させていただいたことは、
①インフルエンザをはじめとしてワクチン接種には副作用があること。
②ウイルスの多くは体から自然に排除されること。
③一部のヒトパピローマウイルス (HPV)の感染しか防ぐことができないこと。
小6~高1の方は、ワクチン接種について、しっかりと家族で話し合いましょう。
20代以降の方は、定期的に検診しましょうね。